種類:夏祭り 浴衣 朝顔 露天
入谷朝顔まつりは、明治時代より盛んに行われ、一度中断した後、1948年に再会された朝顔市である。入谷の朝顔が有名になったのは江戸時代末期。御徒町の下級武士が栽培して居たのが始まりである。江戸時代の終焉と供に職を失った武士が植木屋へと職を変え、特に朝顔にできばえが素晴らしかった為に明治中期には木戸銭を取ってみせる程有名になり祭りの原型が始まる。
大正時代には東京の近代化に伴い全ての植木屋が廃業となり入谷の朝顔も終焉を迎えたが、戦後の復興を兼ねて1948年に地元有志と観光連盟の協力により再会された。以後、数回の中止があるが現在まで毎年7月6・7・8日の三日間催される。
祭りには120軒の朝顔業者と100軒の露天が出店する賑やかな祭りである。
朝顔(アサガオ)
アサガオは、主に夏に観賞される花で、日没してから約10時間後に開花する。朝4時頃咲くため早起きしないと見れない花で有名である。花は2~3時間咲き続けその後しおれる。一つの花が咲かせるのは一度きりであるが、一つの植木鉢で大体200から300の花が咲き、毎朝20から30の花が咲く。その為に一夏中花が楽しめる。