種類:武家屋敷
伊東家
伊東家の建築物は当初元長町に建てられた物をこの地に移築した武家屋敷である。伊東家は藩医を勤めた侍であり、建築年代は19世紀初頭と考えられる。幅12.6mx奥11.5mの規模で、間取りは、式台玄関、座間、座敷、板の間、次の間、常居がほぼ正方形に配置されている。座敷は、簡素ながらも質実剛健な造りで、幕藩時代の落ち着いた生活が伺える。
梅田家
梅田家は19世紀の中期に建てられた武家屋敷で、在府町にあったものを移築した。幅8.5mx奥11.5mあり、間取りは式台玄関、広間、座敷、常居台所を正方形にそして寝間と土間が置くに配置されている。外観は冬の季節には風邪対策で北と西は閉鎖的に、南と東は採光と風通しを考慮した開放的な造りになっている。津軽地方の一般的な武士の住宅である。