天守:無し
城郭の種類:山城
天守構造:無し
築城年:1221年
築城主:遠山景朝
岩村城は、鎌倉時代に遠山景朝によって築城された山城である。日本三大山城の一つに数えられる。
1570年、時の城主遠山景任は武田信玄に攻められるが、織田信長の援護もあり撃退する。景任は信長の叔母を妻としていた。1571年に、景任が没すると、信長は自身の5男を遠山氏の養子とし、景任夫人が女性の城主として統治した。
しかし、1572年に武田信玄の武将秋山信友に攻め込まれる。厳しい包囲に遭い、夫人が信友の妻になることで開城した。その後は武田氏の支配となる。
1575年の長篠の戦の後、信長の嫡男信忠によって攻め落とされ、夫人は信友とともに逆さ磔となって処刑された。その後、森長可が城主となる。その後森氏の時代に現在の城郭が形成される。
江戸時代は最終的に松平氏によって納められた。
石垣、曲輪、堀、土塁など当時の遺構が現在も良く残る。11基の櫓を本丸囲うように配置された。
(参照:オフィシャル案内現地観光情報等)