種類:城下町 伝統家屋 歴史観光
岩村城へと続くメインの通りには江戸時代さながらの伝統家屋が軒を連ねる。この道は大名行列にも使われた道で、覗き見専用の武者窓や、2階に備えられた小さな社など様々な仕様を見ることが出来る。岩村は江戸時代は東美濃を商業的に支配した町で、現存する商家は絢爛豪華な造りになっている。
木村邸は、商家の屋敷。恵那市の重要文化財に指定されている貴重な建物で、現在も良好な状態で残す。母屋が3階建てと江戸時代としては珍しい建築物で、裏には見事な庭園と蔵が備えられている。
勝川家は、江戸時代に立てられた建築物で、特に美しい土蔵を裏庭に持つ。離れは昭和初期に立てられた建築。勝川家は山林と農地の経営で財産を成した商家で、幕末に特に力を持った商人である。母屋は特に江戸時代の建築を良く保存している。
土佐屋は、1780年に立てられた建物で、恵那市の重要文化財に指定されている。土佐屋は染物屋で、木綿や様々な衣類の染物を行っていた。母屋には典型的な江戸時代の店舗が現在も良い状態で保存されており、奥の蔵には当時の染工場が展示されている。
岩村歴史資料館は、岩村にある様々な歴史資料が展示してある資料館である。岩村は江戸時代3万石の大名大給松平乗紀によって発展した城下町で、学問を推奨した大給松平家は学校などを開校して侍の育成に力を注いだ。ここにはその多くの学問の資料の他一刀流の奥義書などの武術の秘伝書などが展示されている。その他にも、刀槍や鎧兜、日本初の英和辞書様々な貴重な資料が展示されている。
(参照:オフィシャル案内現地観光情報等)