出流原弁財天は、藤原秀郷が勧請したといわれるもので、三層楼の舞台づくりの弁天堂に祭られている。堂の裏側には風穴があり、式を通じて冷風が感じられる。裏山の頂上からは南東方向に佐野市外を望むことができる。 出流原弁天池は、地下水が古生層石灰岩の亀裂から湧き出してできたもので、周囲138mの丸い池である。地底には地下洞窟の存在することも暗示しており、名水百選に選ばれている。