宗派:日蓮宗
創建:1596年
開山:日禎上人
正式名称:小倉山 常寂光寺
常寂光寺は、京都市嵯峨野にある日蓮宗の寺院。権大納言広橋国光の息男として1561年に生まれた、日禎上人が1596年に隠棲し、名勝小倉山に開山する。この地は、当時歌人としても著名な日禎上人に、角倉栄可と了以によって寄進された土地で、常寂光土のような風情があった事からこの名が付けられた。上人は、1617年にこの地に57歳で遷化される。
「苔衣きて住みそめし小倉山松にぞ老いの身をしられける」
日禎上人
仁王門
南北朝時代に本圀寺に建立された門が1616年に、常寂光寺に移築された。
多宝塔
1620年に、辻藤兵衛尉直信の寄進建てられた。国の重要文化財に指定。
時雨亭
藤原定家が小倉百人一首を編集した小倉山の山荘地とされる場所。
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