種類:城下町 着物の似合う街並み 北陸の小京都
金沢城は、石川県金沢にある平山城。加賀百万石の巨城として前田利家によって築城された絢爛豪華な城郭である。現在、長屋門、石垣土塁、堀が遺構として残り、菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓と城壁・門の一部が再建されいる。兼六園と並んで金沢を代表する観光地である。城址は国の史跡に指定されている他、日本100名城の一つにも選ばれている。1995年に再建された櫓群には豪雪地帯の北陸特有の築城技術が再現されている。
兼六園は、石川県金沢にある日本庭園。日本三名園の一つであり、加賀歴代藩主により、長い歳月をかけて形づくられてきた日本を代表する回遊式日本庭園である。江戸時代の代表的な大名庭園としてすばらしいその景観は、国の特別名勝に指定されている。江戸時代の代表的な大名庭園としてすばらしいその景観は、国の特別名勝に指定されている。大名庭園にふさわしく土地の広さを活かし、庭の中に池を穿ち、築山を築き茶屋や石橋など、庭園を歩きながらさまざまな美観を楽しめる。四季折々の美しさを楽しめる庭園として、国内海外問わず多くの観光客に親しまれている。特に冬の白銀の世界に雪に備えに庭園に施される雪吊は冬の風物詩として情緒を添える。
ひがし茶屋街は、金沢にある三つの茶屋街で最も大きい茶屋街。多くの伝統家屋が建ち並び、石畳の道に紅殻格子の茶屋が建ち並ぶ。京都のような昔の雰囲気を残しており、特に着物を着ての散策が楽しめる金沢でも人気の高いスポット。多くの伝統家屋は、茶屋や料亭、土産物屋として現在も使われており、この美しい景観は重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。
主計町茶屋街は、石川県金沢にある茶屋街。3つある茶屋街の一つで、浅野川に面しており、趣ある景観が残る。川沿いの町並みは広く落ち着いており、また裏路地には狭い街路に千本格子などの伝統家屋が建ち並ぶ。他の二つの茶屋と比べると人の数が少なく落ち着いた雰囲気を持つ情緒豊かな茶屋街である。この美しい景観は重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。
寺町寺院群、もしくは寺町台は、金沢を代表する観光地の一つ。金沢城の南側に位置し約70の寺院が建ち並ぶ寺町である。残したい日本の音風景100選にも選ばれており、多くの寺院が建ち並ぶ美しい景観は
重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。忍者寺として知られる妙立寺がメインの観光地であるが、立派な門構えや塀の寺院も多く大変見ごたえの有る町並みである。
にし茶屋街は、石川県金沢にある3つの茶屋街の一つ。再現されたものだが趣の有る家屋が建ち並ぶ茶屋街で金沢では人気のスポットの一つ。芸者に会える可能性の高い茶屋街である。