岸和田城は、大阪府岸和田にある平城。岸和田のシンボルの一つで、復元された城に本丸を囲む堀や石垣など多くの遺構を残す。1334年に和田高家によって築城され、その後さまざまな城主を経て岡部氏が6万石で入城する。現在の遺構は岡部宣勝が造った物である。本丸と二の丸の遺構は良く残っており、また町には石垣の一部も残っている。また、珍しく街道が城の中を通っており、城下町が宿場町ともなっている。本丸にある八陣の庭は国指定名勝に選定されている。
五風荘
寺田財閥の寺田利吉が旧岸和田藩主の新御茶屋跡に建てられた大邸宅。現在はレストランとして開放しており庭園も楽しめる。
本町通り
本町・紀州街道沿いには、江戸時代、岸和田城下で最も賑わう通りであった。今日でも本瓦葺き・中二階・出格子など伝統的なつくりの家並みに往年を偲ぶことが出来る。