場所:太宰府天満宮 庭園
祭りの種類:伝統行事 曲水の宴
曲水の宴は、曲がりくねった水の流れのある庭園などでその流れの淵に出席者が座り、流れてくる盃が通り過ぎるまでに詩歌を読み、盃を飲んで次へながし、読まれた詩歌を披露する行事である。古来中国の行事で、日本でも、日本書紀に記録が見られるほど歴史は古い。皇室や貴族の間での宮中の公式行事として催されていた。
太宰府天満宮では1962年に再興された。十二単をまとった姫をはじめ平安衣装に身をつつんだ参宴者が、自分の盃が通り過ぎる前に詩を詠み、酒をいただくという雅な神事である。また、宴の前には参宴者の行列が太宰府の町から天満宮へと行幸し、本殿参拝を行い、宴が始まる。宴の前に行われる、白拍子の舞や、神楽舞など優美な催し物も行われる。
オフィシャルホームページ http://www.dazaifutenmangu.or.jp/
(参照:オフィシャル案内現地観光情報等)