天守:現存天守
城郭の種類:平山城
天守構造:3重3階 独立式層塔型
築城年:室町初期
築城主:奈良元安
丸亀城は現存する天守を日本一高い石垣の頂上に配した見事な城郭である。日本百名城の1つに数えられる。天守のほかに大手一の門・大手二の門・御殿表門・番所・長屋が現存している。
室町時代に亀山に築城された城が始めとされる。1597年に生駒親正が高松城を築城した際に、亀山に新たに支城を築いた。1602年には、現在の城郭が完成する。1615年に発せられた一国一城令による破却の命令を無視し、樹木で隠し、立ち入りを制限し、城を隠し通して守った。その後、1641年山崎家治が入封し丸亀藩が立藩。32年かけて大改修を行う。現存する石垣の殆どはこの時に完成した物である。
天守と同じく現存する大手門は、1670年に建築された物で、典型的な枡形門である。刻を知らせる太鼓が打たれていた事から、太鼓門とも呼ばれる。内部は一般公開されており、江戸時代初期の建築を見ることが出来る。
オフィシャルホームページ http://www.city.marugame.lg.jp/sightseeing/spot/01.html
(参照:オフィシャル案内現地観光情報等)