天守:非現存
城郭の種類:平城
天守構造:不明
築城年:1560年
築城主:武田信玄
松代城(海津城)は、戦国時代甲斐の武田信玄が信濃侵攻の際、1560年信玄が山本勘助に命令して川中島地域の南側に築城された平城である。
当時川中島は土が肥え米の実りが多い事から、武田信玄と越後の上杉謙信によって争われていた。築城は1559年に開始され、1560年には完成している。最も有名な第四次川中島の合戦では主戦場の一つとなった。
その後、武田氏の滅亡で、織田信長の勢力下に置かれ、森長可が入城するが、すぐに本能寺の変で信長が討たれると長可は信濃を放棄し、上杉景勝が占領する。上杉氏が会津へ移封となると、豊臣秀吉の支配化に置かれる。
関ヶ原の戦いの後、真田信之が松代を与えられ入城、真田氏の居城となる。現在の遺構は真田氏の時代の物。
現在は、石垣、土塁、堀が遺構として残り、太鼓門などが復元されている。
(参照:オフィシャル案内現地観光情報等)