十番稲荷神社:宝船
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大法寺:大黒天
大黒天は、インドのヒンドゥー教のシヴァ神の化身、マハーカーラと大国主命が合体して出来た福の神。右手に打出の小槌、左手に福袋、2つの米俵に乗っている。 開山は慶長2年(1597)で、江戸時代は赤門寺と呼ばれ、甲子(きのえね)の祭日には縁日が開かれていた。奉安の大黒天像は、伝教大師作『三神具足大黒尊天』である。
麻布氷川神社:毘沙門天
仏教における神、ヴァイシュラヴァナで戦いの神。四天王の一人で、多聞天としても知られる。右手に宝塔、左手に鉾、黄色い甲冑に憤怒の表情で邪気を踏みつけている。
櫻田神社:寿老人
道教の祖で老子が仙人化した姿。帽子に、杖、鹿を従えている。1180年源頼朝公の命に依り、現在の霞ヶ関に創建された。
天祖神社:福禄寿
中国の老子。道教における3つの縁起のいい言葉を合わせて出来ている。幸福(家族の幸運)、封禄(財産)、長寿(健康で長生き)からなる。大きな頭に、長いひげ、杖を持ち、長寿の象徴鶴を従えている。 今から約600年前毎夜、江戸湾から竜が灯明をあげに来ていたことからそこに社を建てて神様をお祀りした。
久國神社:布袋尊
10世紀に実在した中国の禅僧。本名はカイシ。恰幅の良いお腹と、ナイスな笑顔がシンボル。持ち物は芭蕉扇と袋。いつも袋を担いでいたので、布袋とのあだ名が付いた。 久國神社は、太田道灌が勧請したと伝えられている。
熊野神社:恵比寿尊
日本の古来の漁業の神。七福神で唯一日本の神で、狩衣姿、右手に釣竿、左脇に釣上げた鯛を抱えている。
宝珠院:弁財天
七福神の紅一点。ヒンドゥー教の女神サラスヴァティ。琵琶を持っている為に、音楽の神様と思われがちだが、泉の神様である。弁天堂は必ず水の側に祭られている。
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