盛岡城は、岩手県盛岡市にある平山城。南部藩主南部利直が1598年から36年の歳月をかけて3代藩主重直の代に完成した。現在は城址公園として盛岡のシンボルの一つとなっている。城郭は良好な状態で保存されており、石垣や堀、土塁などが残っている。日本の史跡、百名城にも選定されており、4月下旬の春には美しい桜が咲き乱れる。
岩手銀行赤レンガ館
岩手銀行赤レンガ館は、岩手県盛岡にある赤レンガの建物。東京駅を建築した辰野金吾と彼の弟子が手がけた見事な洋風建築で東北では唯一辰野金吾の建造物である。豪華な造りでエントランスホールから吹き抜けの巨体な多目的ホールは圧倒的な迫力と美しさを兼ね備えている。無料ゾーンと有料ゾーンがあり、有料ゾーンでは旧国庫部客溜をはじめ、応接室、重役室、金庫室など創建時の様子が伺えるよう復元されている。国の重要文化財に指定されている。
鉈屋町
鉈屋町は、岩手県盛岡にある藩政時代の面影を色濃く残す町並み。石仏が並ぶ十六羅漢、酒蔵や由緒あるお寺、昔の建築物を巡る人気の散策ルートとなっている。寺の下通りには、今も生活用水として使われている清水が湧き日々の暮らしに豊な潤いを与えている様子が今も残る。復元した町屋や、公開している伝統町屋もあり江戸時代の町を思う存分に楽しめる町並みである。
紺屋町
盛岡城の中津川の東側に位置する町で昔ながらの街並みが多く残るエリア。老舗も多く、南部せんべい、南部絞り、南部鉄器の店が建ち並ぶ。
上の橋
上の橋は、岩手県盛岡に残る盛岡のシンボルの一つ。藩政時代の面影を伝える橋で青銅の擬宝珠がシンボル。18個の内8個が1609年に、残り10個が1611年に作られた。国の重要美術品に選定されている。
石割桜
石割桜は岩手県盛岡市にある巨大な花崗岩を割れ目から育ったさくら。4月下旬に見事な桜が咲く。まるで石を割って育った力強い桜で樹齢400年のエドヒガン。