宗派:天台宗
開基:裸形上人
創建:4世紀
正式名称:那智山青岸渡寺
創建は仁徳天皇の御代、裸形上人が那智大滝において修行を積みその暁に滝壺で八寸の観音菩薩を感得し、この地に安置したのが始まりである。その後、推古天皇の御代、大和の生佛上人が来山し、如意輪観世音を彫み、裸形上人が感得した八寸の観音菩薩を胸佛に納め勅願所として正式に本堂が建立された。
平安中期から鎌倉時代には熊野三山信仰が興り「熊野詣」が盛んになり、多くの参拝者が訪れるようになる。本殿は1度信長の南征の戦火にかかり焼失したが、1590年に豊臣秀吉によって再建された。現存するこの本殿は、桃山時代建築の南紀で最も古く国の重要文化財に指定されている。
オフィシャルホームページ http://www2.ocn.ne.jp/~sanzan/NTTcontents/seigan/index.htm
(参照:オフィシャル情報)