「男鹿のナマハゲ」は全国的に広く知られている行事の一つで、国の重要無形民族文化に指定されている。毎年大晦日の夜に男鹿半島で一斉に行われるが、行事を行う集落の立地や産業に合わせて、面の材質や顔、持ち物、細部の伝統が異なる。なまはげ館では、伝統行事として姿を知ることができるとともに、様々な面を見ることが出来る。 男鹿真山伝承間は、真山地区で大晦日に行われる行事を実際に体験することができる。建物は1907年に建てられた民家を移築した物で男鹿地域の農家建築の特色をよく残しており、国の登録文化財になっている。