種類:中仙道 宿場町 伝統家屋 家族旅行 歴史観光 着物の似合う町
奈良井宿は中山道34番目の宿場町。江戸からも京都からも10日の位置にある。江戸時代は交通の要所として幕府の直轄地であった。町は江戸よりから下町、中町、上町に区別され、それぞれ違う格式や身分の違う住人が住んでいた。中仙道沿いには、高札場や水場、鍵の手などが現在も残り利用されている。当時の面影がそのままに残る町並みは重要伝統的建造物群保存地区に指定され景観は保存されている。その為、まるで江戸時代の宿場町を旅するような散策が楽しめる。
南北に1キロ、東西に200mと宿場町としては規模が大きく、旅人の突然の死亡に備えた各宗派の5つの寺院が建つ。
中町は、宿場町の中央に位置し、本陣や脇本陣などが置かれていた。他に、問屋が建ち並んでいた。他の地区と比べると間口が広い造りの建物が多い。木曽の木材を利用した木工業が江戸時代盛んで、特に櫛が人気の旅の土産物であった。奈良井宿のすぐ南には中仙道最大の難所鳥居峠があり、旅人はここで休み峠越えに備えた。
上町は京都よりの地区で、多くの伝統家屋が残る。特に中村家住宅は資料館として公開されている。ドラマ「おひさま」にも使われた。下町には、職人が主に生活していた。
現在も江戸時代に立てられた伝統建築物が多く建ち並ぶ。資料館として公開している家屋もあれば、普通に住宅として使われているもの、レストランやホテルとして使われてる建物もある。
(参照:オフィシャル案内現地観光情報等)