天守:無し
城郭の種類:平山城
天守構造:無し
築城年:1148年
築城主:小山政光
小山城は下野の南部に築城された城で、祇園城の名で知られる。中久喜城、鷲城合わせて「小山氏城跡」として国の史跡に指定されている。
小山氏は戦国時代を通じてこの地を納めるが、豊臣秀吉の小田原征伐の際、小田原方に着いた為に、領地を没収された。
関ヶ原の戦いの直前、石田光成が西で挙兵した時、家康はこの城で上杉討伐で率いていた福島正則などの武将を相手に演説を行い東軍を編成した城である。福島正則は豊臣恩顧の大名であるが、家康の呼びかけに最初に光成憎しとの声をこの城で揚げ、東軍を鼓舞したのは有名な話である。
(参照:オフィシャル案内現地観光情報等)