真田邸は、江戸末期に建てられた現存する大名屋敷。当時の御殿建築技術と技巧を知る事が出来る貴重な屋敷で、長野県松代にある。1862年に、参勤交代制度の緩和にともない、妻子の帰国が許された九代藩主・真田幸教が、義母・貞松院の住まいとして1864年に建築した松代城の城外御殿として建築した。その後、幸教も隠居の時にこの屋敷に居を構えた。
国指定史跡であり、見事な庭園が居間や茶室から見る事が出来る。式台玄関は豪華な作りで大名屋敷の格式を感じさせる。表門は冠木門というスタイルで、南北に長屋が付属する。
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