千畳敷カールは、長野県駒ヶ根市にある中央アルプス宝剣岳直下の氷河地形。千畳敷を囲むように山の頂を望むことができ、国内でも屈指の景勝地で知られる。また、ここから木曽駒ケ岳など中央アルプスへの登山の入り口ともなっている。たたみが千畳敷けるほど広い事からこの名がついたとされる。「カール」とはお椀型の地形で氷河期の氷の侵食で形成されたものである。
標高はカール底で2600mあり、夏は高山植物の宝庫で知られる。春にはスキー、秋には紅葉とロープウェイは通年で運営しており、四季折々の魅力を楽しむことができる。