天守:非現存
城郭の種類:平山城
天守構造:不明
築城年:800年頃
築城主:坂上田村麻呂
中村城のはじまりは非常に古く、平安時代初期の801年に坂上田村麻呂が蝦夷征伐の時に西館(現在の西部一帯)に菅原をおいて守らせたと伝えられる。菅原氏は後、奥州征伐を果たした源頼朝が帰路の途中ここに宿営した。
その後、1611年に相馬藩主利胤が新たに城を改修し、小高城から中村城へと移った。以降、藩庁としての役割を果たした。その後、6万石の藩として明治まで迎える。
大手門
現存する唯一の建築物で、1648年に建てられた。
他、石垣、堀、空堀などが良好な状態で保存されている。
桜の名所でもしられ、多くの桜が植えられており、4月中旬には見事な桜が咲き乱れる。
野馬追い祭りの場所のひとつでも知られる。