開基:聖武天皇
創建:752年
規模:座高約14.7m、周囲70m
東大寺盧舎那仏像(とうだいじるしゃなぶつぞう)は、奈良県奈良市の東大寺大仏殿の本尊である大仏。東大寺大仏は聖武天皇により743年に造像が発願され、752年に竣工した。制作に携わった技術者のうち、大仏師として国中連公麻呂、鋳師として高市大国(たけちのおおくに)、高市真麻呂(たけちのままろ)らの名が伝わっている。天平勝宝4年の開眼供養会には、聖武太上天皇、光明皇太后、孝謙天皇を初めとする要人が列席し、参列者は1万数千人に及んだという。開眼導師はインド出身の僧・菩提僊那が担当した。3度の大きな修理を得ており、現在残るのは台座部分と一部の部分が造像当時の物、体は鎌倉時代の物、頭部は江戸時代の物となっている。高さ約14.7m
大仏殿(国宝)は戦国代の焼失の後長い間雨ざらしであったが、江戸時代に再建されている。
南大門(国宝)
1199年に再建されたもの。左右の金剛力士像も国宝に指定されている。
他にも多くの文化財を有し、ミュージアムでは様々な国宝など貴重な文化財が展示されている。