種類:東郷平八郎元帥 紅葉の名所
東郷公園は、木曽御嶽山の行者鴨下清八が生涯をかけて整備した公園である。秩父御嶽神社の境内の一部にあり、東郷神社を始め。東郷元帥と乃木希典大将の銅像と多くの日露戦争の遺品が展示されている。
また紅葉の名所としても知られ、11月中旬から下旬にかけて見事が紅葉が楽しめる。紅葉の時季の週末にはライトアップも行われる。
東郷平八郎元帥の像
東郷元帥は生前自身の銅像の制作を一切許可しなかった。しかし、鴨下清八が東郷元帥を訪れる事80余回、ついにいその誠意に打たれ製造を承諾する。1925年の除幕式には東郷元帥自ら参加している。元帥の望むままの正装姿の銅像が建立されている。
乃木希典大将の像
東郷元帥と同じ日露戦争で活躍した乃木大将の像も建立されている。「農は国の本なり」との信念にも篤かった鴨下氏は、乃木大将に師事するが如く農業、養蚕業にも力を尽くし1929年に人々の模範となるように乃木大将の像も建立した。
弾痕の三笠甲板
東郷元帥が勝利へと導いた日露戦争日本海海戦において東郷長官の旗艦三笠はバルティック艦隊の集中砲火をあびた。その時の甲板は蜂の巣の如く弾痕を残した。その時の三笠の甲板の一部が海軍省より下賜されこの公園に展示してある。
他にも、機雷や弾頭、ロシア軍の大砲などが展示してある。