宗派:臨済宗円覚寺派
寺格:鎌倉尼五山二位
開基:北条貞時、覚山尼(開山)
創建:1285年
正式名称:松岡山 東慶総持禅寺
東慶寺は、安達義景の娘覚山尼によって1285年に開山された。覚山尼は、鎌倉の名門のでで北条時宗に嫁ぐ。その後、安達家は政略戦争に敗れ滅亡してしまう。覚山尼は、一族の菩提を弔うだけでなく、戦乱の犠牲となった女性の為の女性救済の為に建立したとされる。その後、「駆入寺」「縁切寺」として名を馳せる事となる。
豊臣秀頼の娘で、徳川秀忠の孫にあたる天秀尼が20世住持として入寺している。
江戸時代には「駆け込み寺」として、離婚請求が夫の側にしか認められていなかった当時、3年入寺し修行すれば離婚が認められる寺院であった。
東国の花寺100の1つに選ばれている。アジサイや菖蒲が特に美しい。
オフィシャルホームページhttp://www.tokeiji.com/
(参照:オフィシャル情報)