徳川園は、愛知県名古屋市東区徳川町にある池泉回遊式の日本庭園。1695年に造営された尾張藩2代藩主徳川光友の隠居所の大曽根御屋敷跡に築造された池泉廻遊式の大名庭園である。園内に配置された山、大曽根の瀧、渓流、龍仙湖、牡丹園、菖蒲田はそれぞれ、木曽山脈、木曽三川、伊勢湾、濃尾平野に見立てられてのものであり、自然の景観を凝縮している。また、立体的な作りが特徴で、滝から流れる水が渓谷をとおり池は海を見立てた壮大なスケールで描かれている。