主祭神:熱田大神(あつたのおおかみ) 天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ、くさなぎのつるぎ)
創建:西暦113年
主な神事:例祭 熱田まつり 6月5日
相殿神に天照大神、素盞嗚尊、日本武尊、宮簀媛命、建稲種命を祀る。
日本武尊が東征を終え都への帰路、尾張へ滞在した際、尾張国造乎止与命の娘・宮簀媛命と結婚し、三種の神器である草薙剣を妃の手許へ留め置いた。日本武尊が伊勢国で亡くなると、宮簀媛命は熱田に社を構え、剣を奉斎鎮守したのが始まりと言われる。他の三種の神器は、伊勢神宮に八咫鏡、皇居の御所に八尺瓊勾玉が安置されている。皇居には八咫鏡と草薙剣の形代がある。その為に、壇ノ浦の戦いで義経が失った草薙剣は形代であり、本物は常に熱田神宮に鎮座していた為、難を逃れている。
本殿
現在の本殿は1955年に再建されたものである。伊勢神宮と同じ明神造である。伊勢神宮の式年遷宮の際に古用材を譲り受け、建造に利用された。
大楠
弘法大師植樹の樹齢千年の巨大な楠である。
佐久間燈籠
1630年に佐久間勝之によって寄進された物で、高さ8メートルで江戸時代から日本三大燈籠の一つに数えられている。
二十五丁橋
板石が25枚並んでいるところからこの名がついている。名古屋では最古の石橋と言われている。
信長塀
1560年、織田信長が桶狭間出陣の際、熱田神宮に立ち寄り必勝祈願をしてみごと大勝した。その感謝の意を表し奉納した築地塀である。日本三大土塀の一つとしても有名である。
オフィシャルホームページ http://www.atsutajingu.or.jp/
(参照:オフィシャル情報)