遺構:復元
城郭の種類:平山城
天守構造:4重4階 複合連結式層塔型
築城年:1331年
築城主:宇都宮豊房
大洲城は、愛媛県大洲にある平山城。元は伊予を南北につなぐ大洲街道・宇和島街道がつながる所であり、また東には土佐を抜ける街道がある交通の要所であった。鎌倉時代に守護として宇都宮豊房がこの地に築城したのが始まりである。
戦国時代に、藤堂高虎が入城し近世の城郭として修築された。その後高虎は移封され、変わりに入城した脇坂安治が天守などを1609年に完成した。
天守はその後老朽化に伴い解体されたが、2004年復元された。復元された天守は4重4階の木造建築で、当時の建築を忠実に復元する事に挑戦した傑作である。木造の内装だけでなく、瓦もこだわり、難しい唐破風も忠実に復元されている。
櫓は台所櫓、高欄櫓、苧綿櫓、三の丸南隅櫓の4棟現存する。
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